身体の中からアプローチ!AGA・内服薬編

AGA内服薬

本記事では、AGA治療に用いられる内服薬について詳しく紹介します。

プロペシアはAGA治療の第一選択薬といっても過言ではないほど、AGAユーザーなら耳にした事がある薬名かとおもいます。
また、新たに開発されたばかりのザガーロという新薬。
ザガーロはプロペシアでは満足のいく効果が得られない人にピッタリです。

いくら薬名を知っても、その薬がもたらす効果までは知らない人の方が多いはず。
そこで今回はAGA治療薬であるプロペシアとザガーロの効果について、またこの2つ医薬品に違いはあるのかという点にも着目していきましょう。

第一選択薬・プロペシアの効果は?

プロペシア

プロペシアは、世界で初めて男性のAGA症状に対して効果が認められた内服薬です。
AGAは悪玉性の男性ホルモン・ジヒドロテストステロンを生成し続け、髪の毛へとダメージを与え続けます。
人間の髪の毛は生え変わり周期といって、一定のサイクルで髪の毛が生え変わる時期があります。
ジヒドロテストステロンはその生え変わり周期を乱し、髪の毛が太く・コシのあるものへと成長する前に抜けおちるようになってしまうのです。

そのダメージをブロックするのが、プロペシアです。
ジヒドロテストステロンの生成を抑制するように働きかけ、髪の毛の生え変わり周期を正常化します。

正常化することでヘアサイクルが通常通りに戻り、他の人と同じように髪の毛が太く・コシのある状態へと成長していくのです。

期待のルーキー!ザガーロの効果は?

ザガーロ

ザガーロは2015年8月に厚生労働省から製造・販売承認を受けた、プロペシアよりも新しいAGA治療薬です。
製造元はグラクソ・スミスクラインで、デュタステリドという有効成分を配合しています。

プロペシアは、AGAの原因となる一部の酵素のみの働きをブロックします。Ⅰ型とⅡ型に分かれており、プロペシアはⅡ型のみを阻害します。
そのため、人によっては劇的な効果が得られなかった人も。
しかし、ザガーロはⅠ型・Ⅱ型ともに酵素の働きを抑制するので、これまで叶わなかった頭全体の薄毛治療が可能となりました。

「プロペシアでは効果を得られなかった」と言う人は、一度ザガーロにトライしてみるといいかもしれませんね。
比較的新しい薬に該当するザガーロなら、違った効果が得られるかもしれません。

初期脱毛は当たり前?内服薬を飲むと毛が抜ける理由

初期脱毛

プロペシアやザガーロは、継続服用が必要なお薬です。
実はこの薬の副作用の中に、初期脱毛というものがあります。初期脱毛とは、薄毛防止薬を飲んでいるにも関わらず髪の毛が抜けていくという現象です。

薬を服用してから数週間~1ヵ月ほど経過したころに発症し、急に脱毛量が増加します。
この副作用を知っているのと知らないとでは、だいぶ心構えが変わってきます。

初期脱毛の副作用を知らない人ほど「やっぱり効かないじゃないか!」と勘違いしてしまい、そのまま投薬治療を中止してしまいガチなんです。

しかし、初期脱毛は高確率で発症する副作用なので避けようがありません。
初期脱毛は通常の人と同じようなヘアサイクルを整えている状況なので、正常化するまでは我慢です。

ヘアサイクルが正常化した後は、薬の効果がしっかりと発揮されて抜け毛防止効果が望めます。

効果を実感するまでに時間がかかるのはセオリー通り

効果までの時間

プロペシアやザガーロを服用する際に注意していただきたいのは、効果を実感するまでにかなりの時間がかかるということです。
もちろん個人差はあります。

最低でも3ヵ月~半年以上は服用を続け、その後きちんと抜け毛がおさまっているかどうかをチェックしましょう。
3ヵ月で効果を体感できるのは一握りともいわれているので、やはり長期使用で気長に効果が発揮されるのを待つしかありませんね。

飲んだその日に抜け毛がストップすることは決してありませんので、注意しましょう。

海外製薬・フィンペシアやデュプロストについて

AGA海外薬

国内で薄毛を防止する薬といえば、これまで紹介してきたプロペシアやザガーロが一般的です。
では、海外ではどのような医薬品があるのでしょうか?
この記事を読んでいる人の中には、海外製のAGA治療薬に興味がある人もいるはず。
そこで、ここではフィンペシアやデュプロストについて紹介していきます。

紹介をするといっても、国内の薬とは製造メーカーと価格、薬名が異なるだけで有効成分はまったく同じです。

フィンペシアはプロペシアと同じフィナステリドを配合しており、デュプロストはザガーロと同じデュタステリドを含有しています。

有効成分が同じということは、効果はまったく一緒となります。

海外製薬はもともと販売価格がリーズナブルなので、個人輸入代行サイトで買うAGAユーザーも後を絶たないようです。

国内では未承認薬扱いに該当するので、どの医療機関へ行ったとしても取り扱いはありません。
もし欲しい人は個人輸入代行サイトを利用しましょう。
ただし、外国の薬を購入・服用するのは100%自己責任です。

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